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2010.12.11 Saturday

比叡会議

DSC_9131.jpgD700 50mm F1.4 CameraRaw+CS4 at 伊豆グランパル公園

昨日今日と比叡山に行ってきました。
比叡会議という、京都/滋賀/奈良の著名な有識者を集めた会議にオブザーバーとして出させてもらいました。
話し合われたテーマは「21世紀に求めれる文明とはなにか」。
なかなか壮大なテーマでしたが、各界を代表する有識者の方々が展開された議論は、
かなり興味のあるものでした。

ネットの出現で新たな文明の可能性や必要性が語られる横で、
物質的豊かさを求め続けた西洋を中心とした20世紀の文明から、豊かさを手にした先進国が進む次の文明の姿、
また中国、韓国、日本がこれまでの長い歴史の中で繰り広げてきた歴史の延長線上にあるもの、
更にゴリラの研究から明らかになる、人間が文明をつくることを可能にする「共感する」という能力について。 
かなり幅広くさまざまなことが話し合われましたが、僕にとってはとても刺激的で楽しいものでした。

印象に残ったのは、
これまでの文明は「努力すれば必ず報われる」という世界観が根本にあったが、
「努力しても報われないこともある」という現実とこれからどう向き合ってゆくのか、という話と、
日本は長い歴史の中で常に中国の脅威にさらされてきており、
中国が一人で失速したこれまでの50年くらいがあくまで特殊であり、
これからはまた日本は中国の脅威にさらされることになるが、歴史的に見れば決して新しいことではない、
という二つの話でした。

久しぶりに知的な刺激を受け、早速本を買い漁って、それを読みながら東京に帰ってきたのでした。
コメント
先日、ある方と、あるきかっけで「比叡山会議」が話題になりました。梅棹忠夫氏の著作で「比叡山会議」という賢者の集いがあることを知っていたのですが、本当は比叡会議でした。

この方は欠席がちでお叱りを受けているらしく、それ以上この会議のことは互いに触れませんでした。

この会議にオブザーバーとして参加された人のコメント通り、いまだに刺激的な、文明の、社会の底流にある大きな「物」「何か」「おもしろい気づき」について議論されていることに、一種の喜びと安心感のようなものを感じました。

「経済合理性」「効率」「進歩」このようなことばかりが語られ追い求めている世相に何か、どこか違うだろう、と昨今、特に皮膚感覚でそう思います。

この会議で語られたことは発信されないものでしょうか。
  • tojima
  • 2018.11.06 Tuesday 17:12
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