2010.05.24 Monday
伊豆グランパル公園にて
D700 Nikkor 50mm F1.4 CameraRaw + CS4
伊豆グランパル公園は都会近辺にはなかなかない、いかした公園だ。
結構小学生くらいが大人と一緒になって遊べるようなものが多い。
トランポリンもその一つだし、園内の水辺を使ったさまざまなアトラクションもそうだ。
多分安全性みたいなものを過剰に考慮してしまうと、設置が難しいようなものが沢山あって面白い。
ちなみにトランポリンは丘の上にあって、目の前にドーンと太平洋が広がっている。
これは飛んでいて本当に気持ちがいいのである。
子供たちは終始万延の笑みを浮かべていた。
【映画】
先週見たのは「沈まぬ太陽」。
「沈まぬ太陽」 評価★★★☆(星三つ)
この作品は本で読んでいるので、そういう場合なかなか評価が難しい。
基本映画の内容が本を超えることは先ずないので、いい作品であればあるほど、辛口評価となってしまう。ただ作品そのものがいいので、やはり見ごたえはあった。本で読んだときは、ほぼ実話に近い話なので、JALに対してかなり憤りを覚えたものである。が、映画はそれよりも最後に主人公がアフリカで語る台詞の方が印象に残った。主人公の恩地は最後まで自分の信念を貫き会社から要求されるあらゆる理不尽と戦う。しかし最後にアフリカの大地に立って、御巣鷹山で遺族をなくされた方の絶望に比べれば、自分の絶望や苦しみなどとるに足らないものだと語る。長い長い苦しみの話の最後に語られたこの台詞は、一つの悟りを示しているようで、この話を見た甲斐があったと思わせるものでもあった。
2010.05.25 Tuesday
5月は外出の月
D700 Nikkor 50mm F1.4 CameraRaw + CS4
珍しくここのところ毎週末出かけている。
今週末は運動会だから、それはそれで一つのイベントだろう。
最近の週末はとにかく出かけないともったいない天気の日が多い。
僕も含め、子供たちも出不精だったりするのだが、皆外出もまんざら悪くないと思い始めているのではないだろうか。
ま、妻だけは外出が好きなので、やっと皆が外に出るようになったと思っているのだろうが。
そう言えば、これまでよく妻に小言を言われていた様な気もしてきた。
ごめんごめん。
D700 Nikkor 50mm F1.4 CameraRaw + CS4
【photography】
最近逆光で撮る時は、
1)まず絞りを開放にして
2)それから+1.5〜2段くらいオーバーに
3)そして欲を言えば太陽をフレームに入れて
4)露出には気を使って
撮るようにしている。
それでも使っているのは現代のレンズ。結構逆光でもしっかり撮れてしまう。
ん〜、実はしっかり撮れない方がいいのであるが。
2010.05.27 Thursday
僕にとってのハイライト「古屋誠一」
D700 Nikkor 35mm F2.0 CameraRaw + CS4
先週末の熱海旅行、僕にとってのハイライトは古屋誠一という人が撮った写真だった。
近くの美術館で展示があるというパンフレットがあり、そこにプリントされた一枚の写真に魅了された。http://geijutsuhiroba.com/books/assets_c/2009/04/11050901011009-350-thumb-350x462-10611.jpg
彼の今は亡き奥さんを撮った一枚の写真であったが、その写真に釘付けとなった。
その写真は僕にとってはあまりに魅力的で、美しく、そしてなんだか多くの事を語っているような気がした。
いつかこういう写真が撮れるようになりたい。
見た瞬間に印象が決まる写真ではなく、見れば見るほど何かを語ってくるような、そんな写真。
上田義彦もそんなポートレートを撮る一人だ。
古屋誠一、偶然だけど、いい写真と出会えた。
2010.05.28 Friday
ローズガーデン
D700 Nikkor 50mm F1.4 CameraRaw + CS4
熱海からの帰りに寄ったローズガーデン。
あいにくの雨だったけれど、意外と楽しめた。
子供たちは石鹸づくりを体験。
自分で匂いを選び、バラの花びらで飾り付けをしていた。
D700 Nikkor 35mm F2.0
晴れた日に来てたら、さぞかし綺麗な写真が撮れただろうな。
傘を持ちながら、ヘビー級のD700を片手で構えて撮るので、ちょっと無理があった。
一緒に行った母親は、本当はデッサンがしたかったみたいで、後で書くからこのバラを写真に撮っておいてと命ぜられたのがこれ。
ちなみに最近は俳句もやっているみたいで、雨の中一句読もうと天を見上げていた。
今誰よりも忙しいのが私の母である。
ちなみに秋葉原までボイストレーニングを受けに行ってたりもする。
2010.06.01 Tuesday
MINI
D700 Nikkor 35mm F2.0 CameraRaw + CS4
おふくろが車を買い換えることにした。
色々見に行った結果、イギリスのミニクーパーで有名なminiを選択した。
これには驚いた。
まさかこの車をおふくろが選ぶなんて想像だにしてもいなかったから。
さっそく自分も色々調べてみたりしたが、知れば知るほどいい車であるということが分かってきた。
きっと人生最後の車だから、楽しい車に乗りたいとおふくろは言っていた。
なるほどいい車を選んだものだ
昨日成約したから、もうしばらくすればここに届くはずだ。
ちょっと楽しみである。
D700 Nikkor 50mm F1.4 CameraRaw + CS4
写真は熱海のローズガーデンで撮った写真。
上の写真に写っているのが、僕が一緒に暮らしている五人の女性だ。ちなみに男は僕一人です。
最近おふくろは、歌に、俳句に、絵画に、、、きっと僕が把握していないことがもっとあるはずだが、とにかく忙しくしている。
いいことです。
2010.06.02 Wednesday
モノクロ写真が綺麗に撮れる条件
D700 Nikkor 35mm F2.0 CameraRaw + CS4
我が家の長女はとにかくママが大好きだ。
気づくとべったりママにくっついていたりする。
かみさんはよく、この子は前世に何かあったんだろうね、と言っている。それくらいママからくっついて離れない。
その代わり、次女は僕に比較的なついてくれている。
夜寝るときも、いつからだろうか彼女の担当は僕である。
D700 Nikkor 35mm F2.0 CameraRaw + CS4
【photography】
モノクロはとにかく光が大切だ。
色情報はないので、トーンのグラデーションで勝負することになる。
そしてこのトーンが豊富に現れるのが、横からの光である。
横から入ってきた光は、奥に行けば行くほど暗くなってゆくから、そこには美しいトーンのグラデーションが出来ることになる。
大切なのは横一箇所からのみ光が入ってきていることだ。
そんな光の状態で撮ったモノクロ写真は、人物であればトーンが豊富で立体感のある仕上がりになるはずだ。
この光の状態を簡単に説明するなら、車のガレージの中なんかがそうである。
光は狭い入り口からのみ入ってきて、奥に行けば行くほど弱くなっていく。
こんな状況で、入り口を横にして被写体と向き合って写真を撮ればいい。
光も直射日光ではなく、アスファルトの照り返しや、白い壁、曇った日の空の光なんかが柔らかくてグラデーションを作りやすい。
それから光が入ってくる場所の近くではなく、少し奥に入ったところの方が綺麗なグラデーションが出来る。
上の二枚の写真もそうで、最初の一枚目は片方の壁一面が窓になっていて、他からは光が入ってきていない状態。
二枚目はホテルの部屋の中であるが、こちらも同じように一面の窓からしか光が入っていない。
こんな光の場所に来たら、光が入ってくる場所を横に見ながらとにかくシャッターを押してみる事をお薦めします。